当院のインプラント「治療体制」には
いくつかの「特徴」があります
特徴1
20年間脱離させたことがない
経験豊富な担当医
国際インプラント学会「認定医」
/ 日本口腔インプラント学会「専修医」の
Wライセンス取得

特徴2
人為的ミスを
可能な限り少なくする体制

CT・コンピューターシュミレーション・サージカルガイドステントを利用した
3Dコンピューターインプラント
特徴3
日本唯一のインプラント認定機関
「ガイドデント」に認定

ガイドデント認定されるには
厳格な90以上の審査項目を
クリアする必要があります
安心してインプラント治療を任せられる歯科医院を「選ぶ基準」とは…?
最近では、「このような医院でインプラントをすれば安心」などの指針が出ています。
衛生管理がしっかりしている、CT撮影を行っているなど。

これはあくまで1つの指針です。
どのような最新の機材・治療法などを取り入れたとしても、オペを行うドクターの技術・経験、そして「想い」が不足していれば、本当に安全・確実なインプラントはできないと私は考えます。
しかし、この部分を事前に知ることは非常に難しいのが現実です。
では、どうすればいいのでしょう?
非常に原始的ですが、「直接ドクターと話す機会を設け、そのドクターの人間性を知る」ことしかないと思います。
インプラントはすべてにおいて最高の治療ではありません。デメリットも存在しますし、ケースによっては入れ歯・ブリッジの方が適切な場合もあります。また、患者様の経済事情、好みなどにより治療法は変わってきます。
患者様のお口の状態や体の状態、そして何よりも患者様の希望をしっかり把握した上で、どのような選択肢があるのか、そしてどのようなメリット・デメリットが存在するのかを患者様が納得するまでしっかりと説明し、最終的には患者様に判断していただく。
この姿勢があるかどうかが「信頼できる医院」の1つの基準だと思います。
しかし、担当医の人間性を知るために、たくさんの医院に行くのはなかなか難しいと思いますので、「この医院がよさそうだな」という一定の目安が必要かと思います。
そこで、当院がどのような体制でインプラントを行っているかをご紹介させていただきます。
松年歯科のインプラント体制の特徴をご紹介します
まずは当院の体制を知っていただくために、特徴的な4つをご紹介します。
それ以外の特徴に関しては、このページの後半部分でご紹介します。
01.20年間脱離させていない担当医
当然のことですが、インプラント治療には技術が必要となります。
当院の担当医は、これまで20年のインプラント臨床経験がありますが、脱離させたことがありません。その他、目に見える技術力の証明として「経歴」「資格」等をご紹介します。
インプラント担当医の「経歴」「資格」
インプラント治療の総責任者は院長の高田になります。多くの研鑽を積んできました。
高田 龍彦

経歴
1998年 |
北海道医療大学歯学部卒業 |
1998年 |
徳真会松村歯科勤務 |
2000年 |
敬天堂歯科医院勤務 |
2002年 |
松年歯科クリニック開業 |
資格
- 日本口腔インプラント学会専修医
- 国際口腔インプラント学会認定医
- 顎咬合学会認定医
所属学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本臨床歯周病学会
- 顎咬合学会
- ジアズ大阪
- ジアズ名古屋
- 愛知インプラントセンター
- 静岡県口腔インプラント研究会
- 東海インプラント・歯周病研究会
- OJ (Osseointegration studyclub of Japan)
講習会参加歴
- インプラント100時間コース(愛知)
- O.S.I名古屋インプラントベーシック/アドバンス
- TMD/OFP セミナー
- 歯周初期治療コース(谷口威夫先生)
- 名古屋基礎病理学講座
- 浜松矯正研究会レギュラー/アドバンス
- SJCD大阪レギュラーコース
- JIADSぺリオ/インプラントアドバンス
- 補綴臨床stepup講座(中村健太郎先生)
- クラウン・ブリッジコース
- DiagnoAコース/Bコース
- Drill Preparation コース
- PD Reviewコース
- Drill DePROS コース
- Drill CBT コース
- Protar Reviewコース
- Treatment&Provisional Restoration
- Bite Taking コース
インプラント担当医の「資格」
インプラントの資格は国内外でたくさんあり、中には1日のセミナーに参加するだけで付与されるものもあります。担当医は国際口腔インプラント学会認定医/日本口腔インプラント学会専修医のWライセンスを取得しています。
国際口腔インプラント学会認定医
日本口腔インプラント学会認証医
インプラントの「歯」の部分を担当する「日本屈指の歯科技工士」との連携
インプラントの歯となる被せ物部分は「歯科技工士」が作成します。
しっかり「噛める」、そして見た目を「美しく回復させる」という役割を担っています。
歯の部分を担当する、日本屈指の歯科技工士をご紹介します。
CURA ESTHETIC DENTAL CENTER
代表技工士:鬼頭寛之
活動
2009年 |
株式会社モリタ主催 技工登竜門グランプリ受賞 |
執筆
2007年 |
NEXT GENERATION(クインテッセンス出版QDT) |
2009年 |
支台歯を含む色調構成要素を考慮したジルコニアレストレーション(日本歯技) |
2010年 |
ジルコニアによる審美治療成功への道(クインテッセンス出版QDT) ケースプレゼンテーション臼歯部(医歯薬出版 月刊歯科技工別冊) |
2011年 |
匠 歯と歯肉の調和を目指して(医歯薬出版 歯科技工) |
2012年 |
このクラウンをどうつくる?(クインテッセンス出版QDT) |
02.人為的ミスを可能な限り排除する
「3Dコンピューターインプラント」
3Dコンピューターインプラント
インプラントを成功させる為に一番重要な事は、いかに正確な情報を手術前に取得し、そこから得られた情報をいかに正確に実行できるかにかかってきます。しかし、以前までのインプラント手術は、歯科医師の経験や勘に頼った部分が多くありました。
最新機器を活用することで、「経験や勘」といったあいまいなものに頼るのではなく、「データ」に基づいた手術が可能となり、安全性・正確性が格段に向上します。
当院で実施している3Dコンピューターインプラントシステムは、CTやシュミレーションソフト・ガイドを活用し、人為的なミスを排除した、正確なデータに基づく、最先端のインプラントシステムです。

これらを活用することで、今までは実際に手術をし、歯茎を切開してみなければわからなかった事が、手術前にわかってしまうことが特徴的です。骨の厚さや神経、血管の位置などですね。これが事前にわかることで、手術前に様々なシミュレーションが可能になります。どの部分に、どの方向に、どのくらいの深さまで、どのサイズのインプラントを埋入するとか、ここには神経、血管が走っているので、避けてインプラントを埋入しようなどです。

このシミュレーションで得られた情報をもとに、「ガイド」というものを作成します。
ガイドとは、CTデータとシミュレーションソフトによる分析で得られた情報をもとに決定された、インプラントを埋め込む場所・角度・大きさ・長さなどの情報を反映させて作成されたマウスピースのようなものと理解していただければと思います。
実際の手術では、これをお口にはめ込み、穴が開いている部分にインプラント体を埋入するだけです。つまり手術時の「人為的なミス」は最小限に抑えられるということです。
また、手術時間の短縮につながるほか、患者様の身体的、経済的負担の軽減に役立っております。
当院で利用するガイドは一般的に利用されているガイドとは異なります。より「高い精度」を追求するため、次のようなステップを踏みガイドを作成しています。
「精度の高い」ガイドを製作するために
「一般的に利用されているガイド」は、実際の骨の形や、厚み、神経の位置は正確に反映されていません。なぜなら「模型上」だけで作業をしているためです。そのため、オペの際、神経を傷つけたり、骨のない所にインプラントを埋入してしまい、事故や失敗につながります。

また、オペの時に予想以上に骨がなかった場合、急遽、インプラントを埋め込む位置を骨のある部位へずらさなければなりません。つまり、被せ物を入れるための最適な位置からずれた部分にインプラントを埋め込み、それに基づいて被せ物を作成しますので、見た目の形が悪くなったり、汚れがたまりやすかったり、舌にあたって違和感がでたりと、様々な問題を引き起こします。
そのため、当院では通常のガイドを作成後、それをお口に装着した状態でCT撮影を行い、そのデータをシミュレーションソフトで精密に解析したデータに基づき、より精度の高いガイドを製作します。ひと手間ふた手間かけることでより安全なインプラント治療が可能になります。
03.日本唯一の第三者認定機関
「ガイドデント」に認定されています

ガイドデントの詳細はこちらをご参照ください。
この第三者保証機関に認定されるにはいくつかの厳格な基準にクリアする必要があります。
充実は治療設備・技術・アフターフォローなどです。
医院を選ぶ際の1つの基準にしていただけたらと思います。
04.治療後、長くインプラントをもたせるための「付着歯肉(動かない歯ぐき)移植術」

治療後、インプラントを長持ちさせるために一番大切なことは「インプラント周囲炎」に注意を払うことです。
インプラント周囲炎は、歯周病と同じく、歯周病原性細菌によって起こる病気です。これが進行してしまうとインプラントがぐらつき、最終的には抜けてしまいます。インプラント周囲炎を予防するためには、歯科医院、そしてご自宅でのメンテナンスが必須となりますが、実はそれだけでは十分ではありません。その理由をお伝えします。

インプラント治療は歯を失った際に行う治療です。
歯を失ってしまうと、歯を支えていた骨や歯肉などの組織が退縮しますので、「付着歯肉(動かない歯ぐき)」というものが大幅に無くなります。
付着歯肉は、お口を動かしたときに動かない歯肉のことですが、これがなくなっていると、お口を動かした際、歯と歯肉の間の歯周ポケットという部分が開いてしまい、この部分に歯周病菌が入り込み、インプラント周囲炎を進行させます。
そのため、当院ではインプラントをより長持ちさせるために、インプラントの周りに人工的に付着歯肉を増やす処置を行っています。
この処置はどの医院でも行っているわけではありませんので、1日でも長くインプラントをもたせたい方は、この処置をしている医院を選択することを強くお勧めします。
その他、松年歯科のインプラント体制の特徴
世界標準のメーカーの利用
インプラントメーカーは流通している物で50社から100社あると言われており、韓国製や他の国のメーカーも含めると150社にも200社にもなると言われています。
当院では、その中でも日本、そして海外のドクターから高い評価を受けている下記のインプラント製品を使用しております。また、すべてのメーカーで「純正品」を利用していますのでご安心ください。
アストラテックインプラント/3iインプラント

スウェーデン製の「Astra Tech Implant(アストラテックインプラント)」を利用しています。アストラテックインプラントは世界3大インプラントの1つと言われています。骨との結合が速く(そのため治療期間も短縮されます)、骨吸収が少ない(脱離の可能性が減少)ことが最大の特長になります。
アストラテックインプラントの他、症例に合わせて「3iインプラントシステム」も利用します。
他院で「インプラントはできません」
と言われた方でも対応可能
骨が少ない/薄い方
持病以外で断られる理由の多くは、「骨が少ない」、「骨が薄い」という理由がほとんどです。
ただし、近年骨を増やす「骨造成」の技術が発達したことで、「骨が少ない」、「骨が薄い」といった難症例の場合も解消することが可能です。
骨造成といわれる技術は高度な技術を要するため、簡単にどこの医院でも可能であるというわけにはいきません。当院ではこのような患者様のインプラント治療も度々行っており、よっぽどの難症例でない限り行える場合がほとんどです。
骨が少ない方の治療をする場合、症例に合わせていくつかの治療法があります。
それぞれの治療法をご紹介します。
GBR法
GBR法とは「骨再生誘導法」と呼ばれる方法です。インプラントを行う場合、骨の退縮が進んでしまい、幅や高さなどが足りないことがあります。その際に、骨を再生させる方法としてGBR法があります。以下の図のように、骨の再生誘導をしたい箇所に、再生を補助するための補填材を入れていきます。数ヶ月後に骨ができているかを確認していきます。

インプラントが
露出してしまいます。

骨を移植し、
人工の膜で覆います。

数カ月後に
骨が再生します。
ソケットリフト
上顎の骨には、上顎洞という空洞のようなものが存在します。抜歯などの理由で上顎洞が広がってしまうことで、通常通りに埋入を行うと広がった部分にインプラント体が飛び出してしまうことが考えられます。この空洞を持ち上げるために行うのが「ソケットリフト」と呼ばれる方法です。広がってしまった空洞に、骨になる物質を挿入し押し上げていきます。押し上げた分だけインプラントを埋入する余裕ができるので、骨の少ない方でもインプラントの埋入が可能になります。

骨の量が少ないと
インプラントが
突き出てしまいます。

骨になる物質を入れて、
少しずつ上顎洞粘膜を
上げていきます。

こうして、骨の少ない方でも
インプラントの挿入が
可能になります。
サイナスリフト
サイナスリフトは、歯ぐきの側面より施術を行います。
多くの幅欠損している場合や、骨のあつさが基準値よりも少ない場合に使用する施術法です。
上アゴの歯肉の側面に切開を入れ、必要な部分に移植骨を埋めていきます。骨がインプラント埋入が可能な状態になるまでは大体3ヶ月から半年程度かかります。その後、インプラントの埋入手術を行いますので、合計で半年~9ヶ月程度かかる処置になります。
スプリットクレフト
顎の骨の幅が狭いときに、骨の横幅を広げる方法です。
インプラントを埋入する際に、骨の退縮が進んでいることで幅が足りないことがあります。1~2ミリのことなので、とても繊細な話なのですが、インプラントを埋入するには非常に大事な幅になります。以下の図のように幅が足りない場合、スプリットクレフト手術を行うことで、幅を広げことが可能で安全にインプラントを埋入をすることが可能になります。
また、手術後の治癒力を高めるために、遠心分離機を使用して、CGFを入れていく方法があります。この方法で3~6ヶ月もすれば骨ができていきます。

切開し、
細いドリルで掘る。

幅の細い骨を
2つに裂く。

インプラントを埋入。

リッジエキスパンジョン
インプラントを埋入する際に大切なことは、十分な骨の厚みと幅があることがあげられます。ソケットリフトなどのように、厚みが足りない時の処置と同じく、幅が足りない場合に用いるのが、リッジエキスパンジョンです。
特殊な器材を使用することで、骨の幅を段階的に広げていく方法です。