下顎左右6・7番にインプラントを埋入した症例
この患者さんは、右側(患者さんから見て)の奥歯のブリッジが延長ブリッジのため、力がかかりすぎ、痛みが出てきたために来院されました。
そして、ブリッジを外して見てみると、6番目の歯にひびが入って割れていたので、患者さんと話し合って、抜歯をしていくことにしました。
そして、抜歯をして3カ月待った後に、インプラントの埋入手術をしました。
3ヶ月待って、右側のインプラントに被せ物を入れました。
しばらくの間、『良く咬める』との報告を受けていたので安心していたのですが、ある時患者さんから左側の歯の調子がおかしいとの報告を受けました。
左側の6番目の歯は、以前から根分岐部病変で歯周病が進行していたので、注意はしていたのですが、今回被せ物を除去したところ、右側の歯と同様に歯にひびが入って割れていたので、抜歯することになりました。
抜歯から3か月後に左側のインプラントに、被せ物を入れました。
患者さんからは、『インプラントになり、奥歯が腫れたり、硬い物を咬んだ時に痛みがはしることもないので、とても快適です。』との言葉を頂き、大変満足していただきました。
現在は、奥歯が咬めるようになったので、前歯の虫歯の治療をしています。