上の前歯2本をオールセラミックで治した症例
この患者さんは、左側(患者さんから診て)の前歯の被せ物の色が合っていないことと、右側の前歯の変色と虫歯を気にされて来院されました。当初は左側にオールセラミッククラウン、右側にラミネートべニアの治療を提案していましたが、右側の虫歯が予想よりも大きいかったので、今回は左右2本をオールセラミッククラウンで治療することにしました。
前歯の2本を仮歯にして、患者さんに次回来院時までに形に問題ないかを見てもらいました。
そして、次の来院時に形態に対する要望をお聞きし、細かな形の修正を行ない、患者さんから『問題ない』との言葉を頂けたので、最終的な被せ物の作成に入りました。
普段は写真を撮って技工士さんに被せ物の作成の依頼をするのですが、今回のように前歯の左右2本や、色を気にされる方には、最終的な被せ物を入れる前に、セラミック専門の技工士が患者さんとカウンセリングの時間をとり、どのような形の歯を希望しているのか?
歯の色はどのような色を理想としているのか?
今回のように周りの歯に近づけるために白濁を付けるのか(今回は付けないことになりました)?
などをお聞きし、実際の被せ物に患者さんの希望を反映していきます。
そして、被せ物が完成し、患者さんの歯に仮合わせをしたところ『問題ない』との許可をもらいましたので、合着することにしました。
写真は前歯の2本がフラッシュで反射して、やや見にくいですが、患者さんには大満足していただきました。
審美治療の一部の被せ物の費用は、ハイブリットインレー:税別3万8千円、セラミックインレー:税別6万5千円、メタルボンドクラウン:税別8万円になります。
土台や、仮歯が必要なケースなどでは、追加の費用がかかりますので、詳細なことは『料金表』を参照ください。
稀に、外れたり、割れたりすることがあります。
尚、問い合わせは『問い合わせフォーム』からお願いします。