7月~9月の衛生士活動
こんにちは!
歯科衛生士の杉浦です。
暑さも和らぎ過ごしやすい季節になりましたね。
気温の変化に注意して体調を崩さないように気をつけてお過ごしくださいね。
7月は大阪で行われたセミナー「患者さんを惹きこむ歯周治療」に参加してきました。
前半の講義では、健康な歯周組織と、歯周病になってしまった歯周組織の違いについてや、
歯周基本治療の進め方について学びました。
歯周基本治療が終わって健康な状態に戻り、それまで腫れていた歯肉が引き締まることで見た目が大きく変化することもあります。
そのため、治療の前にしっかり説明をし、同意を得てから治療を進めなければならないと、改めてインフォームドコンセントの大切さを感じました。
後半の症例によるディスカッションでは、様々な医院の衛生士さんとブラッシング指導や治療の進め方などを話し合いました。
それによって普段私が指導していること、考えていることとは異なる様々な意見を聞くことができ、
自分の視野がより一層広がったと思います。
今後は院内でも定期的に衛生士同士で症例について話し合い、
全員がお互いの意識、視野を広げあって、高め合えるよう一致団結して努めていきます。
また、9月には「臨床から学ぶ~歯周基本治療からメインテナンスにおける歯科衛生士の役割~」というセミナーに参加しました。
このセミナーで私が一番印象に残ったことは、「歯周病治療は衛生士と患者様の二人三脚で進んでいく」ということです。
歯周病治療は虫歯治療と異なり、長期間に及びます。
そして治療を進めるにあたって一番重要なのは患者様ご自身によるホームケアです。
患者様と衛生士の努力、そして信頼関係が歯周病治療成功の第一歩だと考え、
私たちも知識や技術に磨きを入れて臨まなければいけないと思いました。
ですので今後は患者様の口腔内をより良くなるようにサポートするだけでなく、
しっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築けるようにしていきたいと思います。