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食事中の水分☆
皆さんこんにちは。
管理栄養士の北村と申します
今日は「食事中の水分」についてお話をしたいと思います
皆さんは水分をしっかり取れていますか?
人間の体の60%は水分で出来ていると言われているように
人間にとって毎日の水分補給は欠かせないものです。
運動して汗をかいた時や食事の際に水分補給をすることが多いと思いますが、
実は食事中に飲みものを飲みすぎるのは実は良くないことなのです
一つ目の理由として、胃酸が薄まることが挙げられます。
食事中に飲みものを飲むことで胃酸が薄くなり、悪い菌を殺すことができなくなるのです
また胃酸が薄まることにより、小腸の消化吸収にも負担が大きくなります。
二つ目の理由は流し食べになってしまうことです。
食事中に飲みものを飲むと食べ物をろくに噛まずに水分で流してしまいます。
その結果噛む回数が減り、胃腸への負担が大きくなります
三つ目は噛む力が弱くなることです。
流し食べが習慣化してくると咀嚼力が弱くなり、顎の発達が遅れてしまいます。
顎の発達が遅れると歯並びが悪くなる原因となります
そして最後四つ目は唾液の分泌が悪くなることです。
唾液には口の中の粘膜を保護したり、食塊形成を助けたり、
デンプンを分解したり抗菌の作用などがありますが、
唾液の分泌が悪くなることによりその働きが悪くなります。
唾液の分泌は安静時に0.2~0.3ml/分で咀嚼時は1.0~2.0ml/分です。
流し食べで噛む回数が減ることによりさらに分泌が悪くなってしまいます
いかがでしょうか
このように食事中の水分量を気をつけることが大切になってきます
食事中の水分はコップ1~2杯程度にし、食前、食後に飲むようにしましょう
また、水分補給はジュースやコーヒーなどの嗜好品ではなく水が一番良いです
みなさんも是非意識してみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございます