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GI値について
みなさんこんにちは
管理栄養士の北村です
今回は「GI値」についてお話します
血糖値という言葉は皆さん普段からよく聞く言葉だと思いますが、
血液中に含まれるブドウ糖の濃度を表しています
食事中の炭水化物などが消化吸収され体内に取り込まれると血糖値が上昇します。
すると膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、エネルギー源として利用され
血糖値を正常な数値に戻す役割があります
血糖値が急激に上昇するともちろんその分インスリンの量もたくさん分泌されます。
ですがインスリンは血糖値を下げる作用のほかに
脂肪を作ったり脂肪の分解を抑制する作用もあるので分泌されすぎるのは良くないのです
インスリンの分泌を抑えるためには血糖値の上昇を緩やかにする必要があります
そこで注目されているのが「GI値」です
GI値とはグリセミック・インデックスの略で
その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものです。
GI値が低い食べ物ほどゆっくり消化吸収されるので血糖値はゆるやかに上昇されます
例えば穀物でいえば
GI値は 白米>玄米
麺類だと うどん>そば
パンだと 食パン>ライ麦パン です。
精白されていないものの方が食物繊維やミネラルがあるためGI値は低いです。
野菜はGI値の低いものが多いですがにんじんやじゃがいもなどはGI値が高い食べ物です
お肉や魚はGI値が低く、豆類・海藻類・きのこ類も低い食べ物です。
またGI値の高い食べ物でもGI値の低いものと一緒に食べれば血糖値の上昇も緩やかになります
食事を楽しむ際は食べる内容も重要ですが
GI値の低いものから食べることを意識知るだけでより健康的になれます
皆さんも是非意識してみてください
最後まで読んでいただきありがとうございました