重度歯周病の患者様で、上顎を入れ歯、下顎をインプラントにした症例

この患者様は、重度の歯周病で全体の歯がぐらぐらの状態で来院されました。
あまり大掛かりな手術を望まれていなかったので、骨の柔らかい上顎ではインプラントにすると大変になるので、入れ歯で行くことにしました。(上顎の入れ歯は、違和感さえクリアできれば、くっつきも良く咬める入れ歯を作りやすいのが特徴です)反対に下顎は、入れ歯にすると咬める入れ歯を作ることが難しくなるので、上顎に比べインプラントの安定が良いこともあり、インプラントでいくことにしました。

治療期間はかかりましたが、治療後は満面の笑顔で来院していただいています
左右の下の歯にインプラントを埋入した症例
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この患者さんは、両奥の歯がグラグラして咬めないことを主訴に来院されました。
両方の奥歯が咬めないので、前歯で咬んでいたため、左上の2番目の歯に力がかかってしまい、初診の時点で割れていました。
患者さんとの話し合いの結果、治療方針は、まず痛みのある歯の処置や、大きな虫歯の仮詰めや、崩壊している歯を仮歯にして、何とか咬めるところまで持っていき、その後、痛みの出ている右下の歯を抜歯して、インプラントを入れ、右側で咬めるようになったら、左の歯を抜歯して、インプラントを入れ、左右で咬めるようになったら、前歯の治療をしていくことにしました。
患者さんは、男性のため顎の骨がしっかりしていたので、インプラントのオペは両方とも比較的早く終わり、治療期間が大幅に短縮されました。通常、骨を造ると6カ月はかかりますが、今回は3カ月で済みました
また、患者さんは、車で40分以上かかるところから、時間に都合をつけて通院してもらっていたので、治療が終わった時の患者さんと私たちの喜びは大変大きなものでした。お互いが頑張って治療に望むと、大きく崩壊していた口腔内も、必ず綺麗に治り、治療も成功します。
今後も努力を怠らずに、さらに精度の高い治療を行っていきます。
ダイレクトボンディング治療で、大きな虫歯を神経を取らずに1日で治した症例
①

初診の状態です。虫歯が歯全体に広がっていました。

虫歯が大きく神経が少し出てきました。

MTAという材料で神経が出てきたところを覆いました。

大きな虫歯も1日で何とか治すことができました。
②

初診の状態です。
歯の周りに汚れが溜まっていて、その下が大きく虫歯になっていました。

1番目の歯の治療が終った頃に、2番目の歯の詰め物が外れてきたので、
ダイレクトボンディングで治療をすることにしました。

大きな虫歯も1日で終わることができました。
③



ダイレクトボンディング治療で、大きな虫歯を神経をとらずに1日で治した症例
①

虫歯が大きく、神経の一部が露出しています。
露出した神経をMTAという特殊な材料を使ってカバーしていきました。
MTAにより、神経を取らずに済みました。

ダイレクトボンディング治療により、写真のような大きな虫歯も前歯であれば1日で終えられるようになりました。
②
今までの治療であれば、間違いなく神経をとって被せていた症例も、マイクロスコープや拡大鏡の使用により、神経を残すことができるようになりました。
ダイレクトボンディング治療は1歯税別6万になります。
詳細なことは『料金表』を参照ください。
尚、詳しくお聞きになりたい方は『問い合わせフォーム』から問い合わせをお願いします。
セラミックインレーとダイレクトボンディングで、神経を取らずに治療した症例
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今までの治療であれば、間違いなく神経をとって被せていた症例も、マイクロスコープや拡大鏡の使用により、神経を残し、歯の削除量を最小限にすることができるようになりました。
審美治療のセラミックインレーは税別7万5千になります。
詳細なことは『料金表』を参照ください。
尚、詳しくお聞きになりたい方は『問い合わせフォーム』から問い合わせをお願いします。
下顎左右6・7番にインプラントを埋入した症例

この患者さんは、右側(患者さんから見て)の奥歯のブリッジが延長ブリッジのため、力がかかりすぎ、痛みが出てきたために来院されました。
そして、ブリッジを外して見てみると、6番目の歯にひびが入って割れていたので、患者さんと話し合って、抜歯をしていくことにしました。
そして、抜歯をして3カ月待った後に、インプラントの埋入手術をしました。

3ヶ月待って、右側のインプラントに被せ物を入れました。
しばらくの間、『良く咬める』との報告を受けていたので安心していたのですが、ある時患者さんから左側の歯の調子がおかしいとの報告を受けました。
左側の6番目の歯は、以前から根分岐部病変で歯周病が進行していたので、注意はしていたのですが、今回被せ物を除去したところ、右側の歯と同様に歯にひびが入って割れていたので、抜歯することになりました。

抜歯から3か月後に左側のインプラントに、被せ物を入れました。
患者さんからは、『インプラントになり、奥歯が腫れたり、硬い物を咬んだ時に痛みがはしることもないので、とても快適です。』との言葉を頂き、大変満足していただきました。
現在は、奥歯が咬めるようになったので、前歯の虫歯の治療をしています。